経済調査会[経]1916.4.25
経済調査会[経]1916.4.25
第2次大隈内閣によって設置された経済政策審議機関.第1次世界大戦と大戦後の産業経済の変化に対応する経済政策を立案する目的で設置された.調査会委員は大資本の代表者が過半を占め,ほかに経済官庁の高級官僚,貴衆両院の有力議員などから構成された.関税政策,金融政策,対植民地経済政策などを審議した.寺内内閣の下で1917年11月廃止された.〔参〕通産省編《商工政策史》4巻,1961.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。