《新社会》[社]1915.9.1
《新社会》[社]1915.9.1
堺利彦が社会主義運動復活への〈小さき旗上げ〉のため売文社から発刊した月刊雑誌.1917年8月号より,荒畑寒村・山川均・高畠素之ら7人の共同経営となる.高畠が国家社会主義に向かうと同誌にもその影響が強く出たため,’19年5月号より発行所を新社会社とし,売文社に残って《国家社会主義》(’19年4月~8月)を創刊した高畠らと手を切って〈マルクス主義の旗印〉を掲げた.’20年2月《新社会評論》に継承された.〔参〕《新社会解題・総目次・索引》堀切利高解説,1982.⇒1910[社]12.31.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。