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民衆芸術運動[文]1915.7.-

民衆芸術運動[文]1915.7.-

   大正デモクラシーの風潮は,文芸の世界にも及び,1915~16年より文壇で民衆芸術論が盛んに論じられた.とくに本間久雄〈民衆芸術の意義及び価値〉(早稲田文学’16年8月)が発端となり,大杉栄・加藤一夫らの〈民衆〉概念などをめぐる論争が展開された.論議の舞台となった雑誌には詩誌《表現》,《科学と文芸》(’15年4月~’18年8月),《民衆》(’18年1月~’21年1月)などがある.のちの労働文学・プロレタリア文学の歴史的前提となった.〔参〕南博編《大正文化》1965.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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