友愛会鈴木派米(排日問題)[労]1915.5.10
友愛会鈴木派米(排日問題)[労]1915.5.10
アメリカでの排日運動の高まりを緩和するため,日本労働界代表として友愛会会長鈴木文治の派遣が決まった.鈴木は,6月19日に出発,7月5日に到着以後アメリカ労働組合代表者との交流に努めた.鈴木派米は,まだ未公認の労働組合への社会的関心を高め,さらに鈴木が持ち帰った資料が友愛会の組織改革を進めるなどの影響をもたらした.〔参〕鈴木文治《労働運動20年》1931.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。