第12回総選挙[政]1915.3.25
第12回総選挙[政]1915.3.25
立憲同志会を与党として発足した第2次大隈内閣は,少数与党の状況から抜け出すために第35議会を解散し総選挙に訴えた.この選挙で初めて大臣の地方遊説などデモクラシーの風潮に対応した選挙手段も採用され,与党圧勝,政友会惨敗に終わった(同志会153,政友会108,中正会33,国民党27,大隈後援会12,無48).だが選挙干渉の責任を問われて大浦兼武内相は辞任を余儀なくされた.〔参〕坂野潤治《大正政変》1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。