方城炭坑ガス爆発[経]1914.12.15
方城炭坑ガス爆発[経]1914.12.15
三菱合資会社経営の同炭坑は1908年の開坑以後出炭量を急増させ,1914年には23万トンに達したが,この日,炭塵爆発が発生,死者687人(通産省統計)を出し日本最大の炭坑事故となった.正確な死者数は不明で,三菱側667人,地元では千余人,一説では最大1249人とされている.三菱側は原因不明としているが,安全灯が火元と見られ,保安の手抜きに問題があった.〔参〕織井青吾《方城大非常》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。