片山潜亡命[社]1914.9.9
片山潜亡命[社]1914.9.9
片山潜は,東京市電罷業事件で出獄後,東洋経済新報社の記者をしていたが,生活に困窮し,日本より自由があるアメリカに渡り,生活と運動の建て直しを図ろうと決意,1914年9月9日,横浜をたち4度目の渡米の途についた.アメリカでは,雑誌《平民》を創刊,さらに在米日本人社会主義者団を組織したり,アメリカ共産党の結成に参加するなど,社会主義運動を指導した.〔参〕隅谷三喜男《片山潜》1977.⇒1916[文]5.1.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。