東京モスリンスト[労]1914.6.20
東京モスリンスト[労]1914.6.20
不況で大量解雇を出したばかりの東京モスリンでは大幅減給から,この日男工350人を含む2800人がストに入った.翌日会社は12月からの賃金復旧を約しストは終わった.その後職工は工友会を組織したが,会社は7月14日,会の幹部12人を解雇しストが再発した.このストでは1人が治警法違反で有罪とされた.第2次ストの後,友愛会会長鈴木文治が調停に入り社会的に注目された.〔参〕《山内みな自伝》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。