友愛会川崎支部[労]1913.6.7
友愛会川崎支部[労]1913.6.7
友愛会の最初の支部.東京電気株式会社川崎工場の労働者により5月より準備され,6月7日,200余人の参加で支部発会式を挙行した.支部幹事は,東京電気川崎工場と日本蓄音器商会川崎工場の労働者.発会式には橘樹郡長や東京電気川崎工場長・川崎町長などが出席し祝辞を述べた.友愛会の労資協調の方針が資本側や地方行政担当者にも支持され,それが発展の条件になったことを示しているが,同時に川崎支部は日本蓄音器商会争議の主体にもなった.〔参〕《神奈川県史・通史編5》1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。