大和同志会[社]1912.8.20
大和同志会[社]1912.8.20
部落民の相互扶助・経済的向上を図ることを目的として,奈良市の松井庄五郎により創立された.大木遠吉・大江卓・三好伊平次らが協力し,準機関誌《明治之光》は当時唯一の部落問題誌で全国的に影響を与えた.1922年全国水平社創立によって,同年8月奈良県民を対象とし知事を総裁とする官民一体の融和団体に改組,講演・講習会の開催,融和教育を行った.最盛時会員3千人.’41年解散した.〔参〕《奈良県同和事業史》1970.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。