廓清会[社]1911.7.8
廓清会[社]1911.7.8
1911年4月の吉原大火で灰燼に帰した吉原遊廓は,再興反対の世論をよそに営業を再開した.このため島田三郎・矢島楫子らは公娼廃止運動の全国化のため廓清会を結成.’26年には婦人矯風会との連合組織である廓清会婦人矯風会聯合を成立させ,廃娼運動を全国的に盛りあげた.機関誌《廓清》は’45年までつづいた.〔参〕吉見周子《売娼の社会史》1984.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。