社会主義政談演説会[社]1910.6.27
社会主義政談演説会[社]1910.6.27
片山潜は〈万難を排して主義の運動に尽瘁して怠らず〉との信念から,大逆事件後の〈冬の時代〉にも労働倶楽部での茶話会・演説会など社会主義者としての活動を持続させた.片山の運動は社会主義者内部にとどまらず,ひろく一般民衆へもむけられ,東京市内各所で政談演説会を催した.1910年11月の政談演説会は12回開催,社会問題・政治問題を論じ,聴衆は100人前後集まった.〔参〕絲屋寿雄《日本社会主義運動思想史・I》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。