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大阪友禅染職工スト[労]1910.2.10

大阪友禅染職工スト[労]1910.2.10

   物価が低落したため大阪友禅染同業組合は,1908年6月の職工との契約にもとづき賃下げを決定した.これに反対して職工2千人がストに入った.しかし不況下で業者側は痛手を受けず,職工側の敗北に終わった.なお,大阪の友禅工は,1897年にも2回のストを行っているほか,1908~15年の間に17回ものストを記録している.ちなみに同期間の大阪府下のスト件数は85である.〔参〕《大阪社会労働運動史》1巻,1986.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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