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曾根崎遊廓移転促進運動[社]1909.8.5

曾根崎遊廓移転促進運動[社]1909.8.5

   7月31の同遊廓全焼は矯風会に廃娼運動の絶好の機会を与えた.林歌子らは移転運動を開始し,16日に会員500人を有する遊廓移転青年期成同盟会を組織,活発な宣伝・説得活動を展開した.さらに8月25,26両日の演説会では島田三郎らの支援を得て聴衆は数千人に達し,28日,同盟会の別働隊として遊廓移転期成会も結成された.その結果,平田内相への陳情書署名者は1万9500人に及び,9月10日,府知事が遊廓廃止の告示を出すに至り,23日両組織は解散した.〔参〕伊藤秀吉《日本廃娼運動史》1931.⇒1893[社]4.3.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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