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東京高商事件[社]1909.5.11

東京高商事件[社]1909.5.11

   東京高等商業学校(現在の一橋大学)では,大学扱いだった専攻部の正式な大学への昇格運動を進めていたところ,文部省が東京帝国大学に商業学科を新設するため,この専攻部の廃止を決定した.学生たちはこれに抗議して同盟退学を決議,全学的な紛争となった.東京高商同窓会と商業会議所が斡旋に入り,学生の復学を決定し,文部省は6月25日に同専攻部の存続を認めた.〔参〕《一橋大学百年史》1975.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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