法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   広島県共同苗代設置反対運動[社]1909.1.12

広島県共同苗代設置反対運動[社]1909.1.12

広島県共同苗代設置反対運動[社]1909.1.12

   広島県では地主・農会の要望にもとづき1908年に県令で共同苗代設置が決められた.農民はこれに対し村民有志大会を開き,反対決議をあげ,12月に県議をふくむ共同苗代強制廃止期成同盟会を結成,翌09年1月には,県当局の警察官導入による共同苗代設置強行や反対運動の指導者検挙に抗議して1万人が参集する集会が開かれた.この反対運動の中で12月,県議会は共同苗代設置規則廃止に関する意見書を可決し,農民側が勝利した.1年間に全県で12回の反対大会開催が確認されている.〔参〕《広島県近代史1》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ