門司石炭仲仕スト[労]1908.4.28
門司石炭仲仕スト[労]1908.4.28
この日,門司市石炭仲仕・小頭らは物価謄貴による子方の生計困難を理由に各請負業者を通じ約2割の賃金値上げを要求し,翌29日と30日一部が同盟罷業に入った.その後,石炭商組合と請負業者との協議の結果,5月2日に5分値上げ,同5日さらに3分引き上げの話し合いとなり,小頭の受け取る賃銭は約1割2分内外となった.同じ頃,若松港においても同様の動きがあった.〔参〕《日本労働運動史料》3巻,1968.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。