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増税諸法案[政]1908.1.21

増税諸法案[政]1908.1.21

   日露戦争中に戦費調達の目的で設けられた非常特別税は,1906年3月に戦後経営の財源難から恒久化されたが,その前提として政府は2年以内の税制整理を公約せざるをえなかった.そのため,’08年1月に政府は一方で第1次租税整理案を提案(否決)するとともに,酒造税・ビール税・砂糖消費税の増徴と石油消費税の新設を提案し,可決された.前年12月にはたばこの定価引き上げによる増収をはかるなど大衆課税が強化された.〔参〕宇野俊一《日清・日露》1976.⇒1905[政]1.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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