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部落改善団体[政]1907

部落改善団体[政]1907

   日露戦後,被差別部落の環境・風紀の改善を目的に設立された団体.1902年の備作平民会をその嚆矢とし,’05年,三重県各地に設立され,’07年には内務省も全国的に設立を奨励した.役場吏員・警察官が指導するものが多く,差別の原因を部落の劣悪な生活状態に求め,その克服のため勤倹・貯蓄・納税・就学をすすめた.のち,これを批判して全国水平社が成立する.〔参〕成沢栄寿《日本歴史と部落問題》1981.⇒1902[社]6.-,1922[社]3.3.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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