平民協会[社]1907.12.22
平民協会[社]1907.12.22
6月に日本社会平民党が結社不許可になったあと,12月22日,片山潜は鈴木楯夫とともに,〈時勢は吾人をして政治的結社の必要をせまる〉として平民協会の届出を出した.帝国憲法下での社会主養の実行と普通選挙の実現,労働者を労働組合に組織してその経済的自立をはかり国家産業の基礎を固めるという改良的主張を掲げたが,〈安寧秩序に妨害あり〉として,25日結社禁止となった.〔参〕岸本・渡辺・小山《片山潜1》1959.⇒1907[社]6.25.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。