活版技工組合[労]1907.10.-
活版技工組合[労]1907.10.-
同会は10月の結成からまもなく大阪市内同職者の3分の1を組織するにいたった.会は規約では労資協調を謳ったが,まもなく強硬派が台頭して,11月21日市内の活版印刷業者70軒に3割賃上げ,組合への協力等3項目の要求書を発送し,23日20工場の職工約700人がストに入った.賃上げはある程度達成されたが,ストは警察の介入等により28日弾圧され,中止させられた.〔参〕《日本労働運動史料》2巻,1963.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。