日本社会平民党[社]1907.6.25
日本社会平民党[社]1907.6.25
日本社会党の解散後,議会政策派と直接行動派の対立は激化し,前者の立場の片山潜・田添鉄二は,幸徳らのグループに諮ることなく,6月25日日本社会平民党の結社届を提出した.その党則に〈本党は憲法の範囲内において社会主義を主張し労働者の当然享有すべき権利の拡張を図る〉と,合法的改良的性格をうたったが,当局は27日結社禁止を命じた.〔参〕岸本・渡辺・小山《片山潜・1》1959.⇒1906[社]2.24,1907[社]12.22.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。