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横須賀海軍工廠職工共済会[経]1907.6.18

横須賀海軍工廠職工共済会[経]1907.6.18

   日露戦後に設立された当初の海軍工廠職工共済会は,陸軍工廠職工救済会と同様に,主たる財政的基礎を組合員の拠出金(横須賀工廠の場合毎月日給の10分の2)に置いていた.また形式上は労働者がその管理・運営に参画しうる組織であった.呉工廠でもそれは〈職工の誇り〉といわれ,相互扶助的組織の色彩が濃かった.業務内容は病傷者の救済が中心で病院も建設されている.のち1912年に入ると,工廠当局から補助金をあおぐ組織へと再編された.〔参〕《日本労務管理年誌1・下》1964.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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