《大阪平民新聞》《週刊社会新聞》[社]1907.6.1
《大阪平民新聞》《週刊社会新聞》[社]1907.6.1
《週刊社会新聞》は議会政策派の機関紙として片山潜・西川光二郎らによって,《大阪平民新聞》は森近運平の編集で発刊された.当初はとくに対立的でなかったが,後者は直接行動派に支持されるようになって以降,反議会政策派の新聞となった.1907年11月5日《日本平民新聞》と改題したが,森近の入獄などのため’08年5月5日,23号を出して停刊した.前者は,改良的立場で弾圧をまぬがれ,’11年8月3日付80号まで続いた.〔参〕《大阪平民新聞(復刻版)》《社会新聞(復刻版)》岸本英太郎,大原慧解説,1962.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。