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帆内炭鉱スト[労]1907.4.28

帆内炭鉱スト[労]1907.4.28

   日露戦争中に鉱夫数を著増させていた北炭では,日露戦後の物価上昇による実質賃金の低下により1907年3月ころから傘下各炭鉱で鉱夫の運動が発生した.幌内炭鉱では,数人の鉱夫の運動の結果,4月28日に鉱夫1700人が賃上げ等を要求してストに入った.ストは,翌29日に指導者の制止を振り切って暴動化し,30日には鎮圧された.同年の一連の鉱山暴動の典型的な事件である.〔参〕供野外吉《幌内炭山暴動始末》1975.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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