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ルーマニア大農民一揆[国]1907.2.8

ルーマニア大農民一揆[国]1907.2.8

   1907年2月,北モルダヴィアでユダヤ人の土地管理人に対する島民の襲撃事件が発生した.これを契機に農民一揆は全国に拡大し,不在地主や大土地所有者を対象とする革命の性格をおび,地方によっては農地接収の動きさえ現れた.政府は国有地の又貸し禁止や小所有地拡大などの策を打ち出す一方,軍隊を投入して農民を大量に殺害し,4月末までに一揆を鎮圧した.〔参〕木戸蓊《バルカン現代史》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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