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呉海軍工廠争議[労]1906.8.18

呉海軍工廠争議[労]1906.8.18

   日露戦争後,呉工廠では残業や徹夜作業が廃止され労働者の日収は著しく減少した.これに主任・技師らの労働者に対する不公平な処遇への不満が重なって,造機部からストライキが始まり,造兵部の労働者をまきこんで守衛所の破壊にまで進んだ.工廠当局は争議の広がりを恐れ,海兵団を動員し,一方で戦時の日給割増金を再支給することにして,鎮静化を図った.〔参〕《大呉市民史》1943.⇒1912[労]3.29.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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