イラン立憲革命[国]1906.8.5
イラン立憲革命[国]1906.8.5
1905年12月,テヘランで砂糖値下げを拒否した商人の処罰を契機に,バーザールの商工業者とウラマー(イスラム教学僧)を中心とする大衆的な立憲運動が起こった.’06年8月,ペルシア国王は憲法と議会を認め,宰相を罷免し,10月に召集された第1議会は憲法を制定した.立憲運動は全国に拡大し,多くの地方総督が追放されたりしたが,政情はなお安定しなかった.〔参〕永田雄三ほか《中東現代史・I》1982.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。