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南満州鉄道[経]1906.6.8

南満州鉄道[経]1906.6.8

   日露戦争後から敗戦まで39年間,日本の中国東北部植民地経営の一大拠点となった独占企業体.ロシアから獲得した鉄道利権を足場に同地域の独占的鉄道経営を行い,さらに撫順炭坑・鞍山製鉄所・大連汽船・水道電気・農産物加工など,各分野で事業投資を実施,1930年代には〈満鉄コンツェルン〉と呼ばれるほどになった.その経済的機能と軍事的機能のため,中国の民族解放運動のなかで,日中対立の焦点となり,満州事変の要因ともなった.〔参〕原田勝正《満鉄》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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