仏,クーリエール炭鉱スト[国]1906.3.10
仏,クーリエール炭鉱スト[国]1906.3.10
この日早朝,北仏炭田クーリエールで死者1100人余りを出す爆発事故が発生した.保安対策を無視した経営側の利益優先の姿勢が事故をもたらしたが,これに先立ち,石炭価格低落を理由に労働強化・賃金切り下げが図られていたため労働者の怒りが爆発,14日に自然発生的にストが始まり,最盛時には北仏一帯で5万人が参加,5月までつづいた.〔参〕N.Luxardo et al.,Courrières-1906,1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。