ロシア1905年革命[国]1905.1.22
ロシア1905年革命[国]1905.1.22
皇帝への請願のために冬宮に向かって行進したペテルブルク労働者に対する発砲・虐殺事件(血の日曜日事件)をきっかけとしてロシア全土でストライキや暴動が起こった.革命運動の波は労働者・農民のみならず軍隊にも及んだ.10月の全国ゼネストの渦中に市民的自由や立法国会開設などを約束した10月宣言が出されたが,以後反革命勢力が力を得,12月のモスクワ武装蜂起敗北の後に運動は衰退した.〔参〕日南田静真〈ロシアの1905年革命〉(《岩波講座世界歴史・23》1969).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。