非常特別税法[政]1905.1.1
非常特別税法[政]1905.1.1
日露戦争の際の増税法.第1次は1904年4月実施.地租・営業税・所得税・酒税その他消費税の増徴,さらに毛織物消費税と石油消費税の新設,煙草専売制の実施で5千万円余の増税を期待した.しかし軍費不足で翌年1月改正し,前掲各税の再増徴と相続税・織物消費税等を新設し,塩専売を実施した.平和克復の翌年末に廃止する旨明文化していたが,後の税制整理で恒久化した.〔参〕大蔵省《明治大正財政史・6》1937.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。