社会主義協会結社禁止[政]1904.11.16
社会主義協会結社禁止[政]1904.11.16
社会主義者の活動が高まるにつれ,当局の圧力は強まった.協会が普通選挙請願運動を進める一方で,社会主義演説会を開くようになると弾圧はとくに厳しいものとなり,11月2日の最後の大演説会は弁士全員が中止を命ぜられ,解散命令が下された.11月16日には協会幹事西川光二郎が麹町警察に召喚され,社会主義協会結社禁止が言渡された.禁止時の協会員は180余人であった.〔参〕太田雅夫《社会主義協会史》1973.⇒1900[社]1.28.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。