大阪市電開業[経]1903.9.12
大阪市電開業[経]1903.9.12
1892年の鉄道法制定により全国の鉄道網整備が進んだが,都市交通機関としての市街鉄道も’95年に京都で開業されたのを皮切りに,’98年名古屋,1900年大阪,東京と相次いで敷設された.大阪の電気鉄道は築港埋立地の発展を目的としていたが,予想以上に乗客数が多く相当の純益をあげたことから,市当局は民間の進出を退け,市直営の方針を貫き路線の拡張をはかった.〔参〕《日本国有鉄道百年史》3巻1971.《明治大正大阪市史》3巻,1934.《大阪市史史料9集明治時代の大阪・下》1983.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。