《職工事情》[文]1903.3.31
《職工事情》[文]1903.3.31
政府は1900年農商務省の商工局工務課に工場調査掛をおき,工場法立案準備のため,工場労働者の実態調査を行うこととした.その調査結果をまとめ,’03年に刊行されたのが《職工事情》である.綿糸紡績・生糸・織物・鉄工・硝子・セメント・燐寸など多部門の労働者の実態が,労働時間・雇用関係・賃金・生活状態など多くの点にわたって克明に記録されている.〔参〕《職工事情(復刻版)》大河内一男解説,1971.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。