呉造船廠争議[労]1902.7.15
呉造船廠争議[労]1902.7.15
呉船廠では,1902年新任の造船廠長のもとで,遅刻者に対する減俸をはじめ労働者への管理が著しく強化された.労働者は,この管理強化策に対抗して職場単位で代表を選出し,規則類の復旧を求め,要求が拒絶されると怠業に入った.3日間の怠業では,犠牲者が出た場合の救済の申し合わせもなされていた.争議は,造船廠長の解任で終息した.〔参〕山木茂《広島県社会運動史》1970.⇒1906[労]8.18.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。