日英同盟[政]1902.1.30
日英同盟[政]1902.1.30
日本とイギリスの間に結ばれた軍事的同盟.義和団事件後,ロシアの南下政策に対抗し,日英両国が中国・朝鮮での各々の権益の擁護を企図して締結したもので,日露開戦の契機ともなった.1905年改訂して日本の朝鮮保護権を承認し,同盟規模を東アジア一帯に拡大した.その後,イギリスのドイツ包囲の一環に利用され,日本の第1次大戦参戦の根拠となったが,ワシントン会議後の’21年12月に破棄された.〔参〕古屋哲夫《日露戦争》1966.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。