イタリア社会党ローマ大会[国]1900.9.8
イタリア社会党ローマ大会[国]1900.9.8
1900年9月,ローマで開催された社会党第6回大会において,トゥラーティら改良主義者の主導の下に,当面の活動方針を盛った最小限綱領が採択された.この綱領は,進化論的な社会発展観にもとづき,日常的・合法的な経済活動を主たる内容にしていた.これにより,社会党は南部問題への展望を失う一方で,議会政党として認知されることになった.〔参〕山崎功《イタリア労働運動史》1970.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。