〈自由党を祭る文〉[文]1900.8.30
〈自由党を祭る文〉[文]1900.8.30
1900年8月,自由党の後身憲政党は,伊藤博文が創立する立憲政友会への無条件・挙党入会を決め,9月13日の臨時大会で解党した.こうした動きに対して幸徳秋水は,中江兆民の依頼をうけ〈自由党を祭る文〉を執筆し《万朝報》に掲げ,この党が自由平等のためにたたかった歴史にふれつつ,〈嗚呼自由党死す矣,而して其光栄ある歴史は全く抹殺されぬ〉と厳しく批判した.〔参〕《幸徳秋水全集》2巻.1970.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。