有楽会[経]1900.1.29
有楽会[経]1900.1.29
井上馨・渋沢栄一・益田孝を中心とした明治期の財界団体.会員は約60人で三井・三菱などの財閥関係者が多く,紡績業の救済,輸出の奨励,貯蓄の奨励,銀行条例の改正,工場法制定問題などに財閥資本家の立場から発言を行った.活動の期間は短く,創立時から3年間に集中している.〔参〕山下直登〈日清・日露戦間期における財閥ブルジョアジーの政策志向〉(歴史学研究450号)
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。