〈日本之下層社会〉[文]1899.4.30
〈日本之下層社会〉[文]1899.4.30
横山源之助による社会探訪記.横山は明治中後期に松原岩五郎・片山潜等と交流し,貧民問題から社会・労働問題に関心を寄せた.毎日新聞に入社後,各地の下層社会・労働問題など産業革命期の民衆生活の実情を報告した.それをまとめたものが本書で,東京の貧民状態,職人社会,手工業の現状,機械工場の労働者,小作人生活事情,日本の社会運動の構成となっている.〔参〕立花雄一《評伝横山源之助》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。