活版工同志懇話会[労]1898.8.4
活版工同志懇話会[労]1898.8.4
3月20日東京深川の東京印刷会社職工を中心に結成.発起者の解雇から4月7日ストに入ったが,ストは敗れ会は解体した.しかし8月に同名の会が東京で再建され,9月に《会報》1号を発行.会は〈完成せる活版工組合の結成〉を目的に,〈資本と労働の調和〉を標傍した.会員が増大するなかで,1899年6月,毎日新聞社長島田三郎が会長に就任した.〔参〕水沼辰夫《明治・大正期自立的労働運動の足跡》1979.⇒1899[労]11.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。