社会問題研究会[社]1897.4.3
社会問題研究会[社]1897.4.3
社会問題の解決法をめぐり普通選挙論・土地国有論・社会主義論などを講究した研究会.幹事は中村太八郎・樽井藤吉・西村玄道で,約200人の会員を擁し,月1回の会合には30人ほどが集まった.会員の立場・思想は雑多で,1年余で消滅した.だが会の周辺には,普通選挙期成同盟会や足尾鉱毒問題にとりくむ協同親和会を生んでいる.〔参〕絲屋寿雄《日本社会主義運動思想史》1979.⇒1897[社]7.-.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。