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門司石炭仲仕スト[労]1896.10.7

門司石炭仲仕スト[労]1896.10.7

   1896年8月中旬頃から門司港石炭仲仕らは物価謄貴のため石炭商組合と1万斤につき15銭の賃金引き上げを求めて協議を重ねたが,10月7日に同港石炭仲仕3千余人がストに入った.翌8日同港の顔役で仲仕受負人村田為吉・磯部松蔵の仲介で解決した.その頃の同港石炭仲仕の賃金は,陸揚(1万斤につき)50銭,陸下39銭,高架桟橋担除26.5銭,沖積貫々85銭,沖積夜業は昼業の5割増であった.〔参〕福岡日日新聞1896.10.8-9.⇒1900[労]8.23.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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