大阪刻み煙草職人争議[労]1895.10.21
大阪刻み煙草職人争議[労]1895.10.21
当時大阪では,刻み煙草は零細業者が下職を使い製造していた.市内と周辺の刻み煙草職人は,業者の組合に対し一杯につき5銭の手間賃引き上げを要求,事実上無視されたため,この日からストライキに入った.業者が対応を協議する場に職人たちが大挙して押し寄せると,警察はこれを不穏として解散を命じ,以後職人側は20人の談判委員を選んで業者と交渉をした.〔参〕《大阪社会労働運動史》1巻,1986.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。