日英通商航海条約[政]1894.7.16
日英通商航海条約[政]1894.7.16
領事裁判権の撤廃と税権の一部回復を規定し,日本はようやく法権を回復することになった.実施は1899年7月17日で,期間は12年.当時,イギリスはロシアの南下政策と対立しており,日本はこれを利用して日清開戦へのイギリスの同意を得ようとし,譲歩の末,調印にこぎつけた.他の欧米諸国もこの条約にならって新条約に調印した.〔参〕井上清《条約改正》1955.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。