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第3,4回総選挙[政]1894.3.1,9.1.

第3,4回総選挙[政]1894.3.1,9.1.

   第5議会で対外硬派が激しい反政府運動を展開したのに対抗し,伊藤内閣は1893年12月30日衆議院を解散した.’94年3月1日の第3回総選挙では自由党が119議席を得たものの対外硬派は依然として多数をしめた.5月召集の第6議会では,対外硬派と自由党が第5議会解散を非難する決議案や,内政・外交における政府の失態を追及する上奏案を可決して政府に迫った.6月2日政府は議会を解散,9月1日の第4回総選挙は日清戦争下で実施された.議席数は自由党105,立憲改進党45,立憲革新党40,国民協会30となったが,10月の第7臨時議会,12月の第8議会で,各党は満場一致,政府の軍事予算を可決した.〔参〕宇野俊一《日清・日露》1975.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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