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職工義友会[労]1891.夏

職工義友会[労]1891.夏

   アメリカで働きながら苦学していた高野房太郎・城常太郎・沢田半之助らによってサンフランシスコで組織された労働問題の研究会.実践的な関心も強く,城をはじめアメリカで働いていた靴職人を組織し,加州日本人靴工同盟会を結成した.1897年相次いで帰国した彼らは同年春職工義友会を再組織し,高野が起草した〈職工諸君に寄す〉を配布し,日本の労働者に労働組合の結成を呼びかけ,労働組合期成会を組織した.〔参〕二村一夫〈職工義友会と加州日本人靴工同盟会〉(《黎明期日本労働運動の再検討》1979).⇒1897[労]4.6,1897[労]7.5.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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