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教育勅語[政]1890.10.30

教育勅語[政]1890.10.30

   井上毅らの起草になる.忠孝を〈国体ノ精華〉とし,これを基本とする道徳教育の指針を掲示した.勅語は教育の基底におかれ,学校を通じて国民に普及・浸透していった.だが,その過程では,1891年の内村鑑三不敬事件のように,異端者の排除が徹底して行われた.学校では天皇の写真とともに〈奉安殿〉に納められた場合が多い.1948年6月19日,衆参両院決議で最終的に失効した.〔参〕山住正己《教育勅語》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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