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企業勃興[経]1886

企業勃興[経]1886

   松方デフレの終息=銀兌換制度の確立による通貨・信用制度の整備は,国際的な銀価下落と不況にともなう金融の緩慢化(金利低下)とともに輸出増と資本制企業の勃興をうながす要因となった.まず長間鉄道会社,次いで1万錘規模の機械制紡績会社,そして鉱山会社が統々と設立され,これらを軸に資本制企業が勃興し,日本の産業革命の出発点となった.〔参〕高村直助《日本紡績業史序説・上)1971.⇒1889[経]〈この年〉.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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